話題沸騰！中高年女性に人気の「介護脱毛」とは？
普段ムダ毛のお手入れは、自宅でカミソリや電気シェーバーを利用してセルフケアして済ませているという方は多いのではないでしょうか。 エステサロンや医療クリニックで脱毛ケアを受けたり、VIO部位などのデリケートゾーンの処理は特に若い女性が行うものというイメージを持っている方は少なくありません。 しかし近年になって40代以降の ...
普段ムダ毛のお手入れは、自宅でカミソリや電気シェーバーを利用してセルフケアして済ませているという方は多いのではないでしょうか。 エステサロンや医療クリニックで脱毛ケアを受けたり、VIO部位などのデリケートゾーンの処理は特に若い女性が行うものというイメージを持っている方は少なくありません。 しかし近年になって40代以降の ...
普段ムダ毛のお手入れは、自宅でカミソリや電気シェーバーを利用してセルフケアして済ませているという方は多いのではないでしょうか。
エステサロンや医療クリニックで脱毛ケアを受けたり、VIO部位などのデリケートゾーンの処理は特に若い女性が行うものというイメージを持っている方は少なくありません。
しかし近年になって40代以降の女性がVIO脱毛を希望するケースが増えてきており、その理由として将来自分が介護を受ける側となった時のために「介護脱毛」としてアンダーヘアの処理を行う方が増加しているのです。
この記事ではそもそも介護脱毛とは何？と感じる場合や、介護脱毛を行うメリットなど、施術について1～10まで詳しく解説していきます。
介護脱毛とは、いざ自分自身が介護を受ける必要が出てきた場合に、アンダーヘアが長い状態だと排泄時に不衛生になりやすく、様々な肌トラブルを招く可能性があることから、自分で動けるうちにアンダーヘアをしっかり脱毛することで将来の介護に備えるお手入れを指します。
介護脱毛という言葉を聞くと、介護施設や介護を受ける際に脱毛を行うイメージを持ちやすいですが、あくまで介護を受ける際の前準備であり、女性としてのエチケットとして脱毛を行う意識を持つ方が事前に処理を行うようになっているのです。
アンダーヘアの処理は必要ないのでは？と感じる方もいますが、年齢を重ねると徐々に体の免疫力が低下するため、些細なことでも肌トラブルの原因になってしまいます。いったん肌の痒みやただれが起きてしまうと回復力も低下していることから、完治するまで時間がかかってしまい長期間不快な状況が続く可能性も出てきます。
アンダーヘアが長いままだと、VIO部位が不衛生な状況が続いてしまい雑菌が繁殖してニオイの原因となります。介護を受ける方の多くはオムツを着用するため、排泄物がアンダーヘアにこびり付く状態になるので綺麗に拭き取ることが難しくなる恐れがあるのです。着替えの際に介護者はアンダーヘアに付着した排泄部を拭き取りますが、排泄物は固まりやすく拭き取ることが難しいので、何度も強くこすってしまうと皮膚が赤くただれてしまったり痒みや痛みの原因になる場合もあります。
最近では在宅で家族自身が介護をする機会も増えてきているため、排泄物の拭き取りがアンダーヘアのせいで十分ではなくなってしまうと、陰部のニオイが発生しやすくなり入浴回数が増えてしまう可能性が出てきます。こうなると介護する側の負担も大きくなってしまうのです。
このように自分自身が快適に、清潔な状態で生活をするためや、介護をしてくれる人の手間を減らす効果もあるので、40代以上の女性で将来のことを意識した方が中心となって、VIO脱毛でアンダーヘアの処理を行う方が増えてきているのです。
介護脱毛を実際に受けるメリットは、陰部の炎症や感染症を防ぐ効果があることです。
介護を受ける方は体が衰えてくると自分でトイレに行くことが難しくなるため、基本的にオムツを装着することになります。しかし常にオムツを穿いているとデリケートゾーンを綺麗に拭き取ったつもりでも、毛や皮膚の間に排泄物が残りやすくなるためお年寄りのデリケートな皮膚は炎症や感染症を引き起こしてしまう恐れがあります。あらかじめVIO脱毛をすませておくことで、拭き取りもスムーズになりますし何より清潔に過ごすことが可能です。
メリットは他にもあり、オムツ交換の際のニオイを軽減する効果があります。アンダーヘアが生えている状態で常にオムツを穿いていると、菌が増殖しやすい環境となってしまうため着替えやオムツの交換の際にニオイがきつくなってしまい、介護を受ける側も行う側も負担が大きくなりやすいのです。 実際に介護士は局部の状態を確認した上でアンダーヘアに排泄物がこびり付いていれば、肌を清潔に保つためにもしっかり取り除く必要があります。しかし毛に排泄物が付着してしまっている場合、かたまりやすいので清拭は非常に難しいといわれています。
あらかじめ介護脱毛を済ませておけば、介護士の負担を減らして肌を清潔に保ち、不快なニオイも最小限に抑えることができるメリットを持っているのです。
ただ脱毛を行う際に注意しなくてはいけないことが、白髪になってしまうと脱毛を行うことはできなくなることもあるため、アンダーヘアが黒い40～50代のうちに施術を行うことが重要です。これはクリニックとエステサロンで使用している脱毛機器は、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応して照射される仕組みを持っているため、アンダーヘアが白髪になってしまうと黒の色素細胞がなくなってしまい、照射しても効果を得ることができなくなってしまうのです。 （脱毛機器によっては白髪でも効果がでるものもあり。）
レーザー脱毛の普及とともに、脱毛のメカニズムを知る方が増えたことから40～50代の方の介護脱毛の需要が高まっています。
介護脱毛を受ける際、VIO脱毛をメインとして受ける方が多いです。実際どこまで脱毛を行えばいいのかわからないという方も少なくありません。
アンダーヘアは主に陰毛の正面部分をVライン、股の間をIライン、肛門周りをOラインとして分けており、多くのエステサロンや医療クリニックでは、希望にあわせて自由に脱毛を行う部位を指定することが可能です。
Vラインは特に毛量も多く、ショーツやオムツ内でも蒸れやすいことからニオイの原因につながるため、完全に無毛にせずとも減毛をして毛量を減らしてくことが理想だといわれていますし、Iラインは性器の周辺なので排尿時に汚れが付着やすく雑菌の繁殖が進行しやすくなります。 そのためIラインは基本的に全て処理してしまうことが理想的です。Oラインは肛門周辺のムダ毛は排泄物が特に付着しやすいため、こびり付いてしまうと取り除くのも非常に大変です。ニオイの原因にもなるためできるだけ脱毛を行うようにします。
一般的に介護脱毛を受ける女性の多くは、VIO全てを脱毛してしまいツルツルの無毛状態にしてしまうか、Vラインだけ小さく自然に残してIライン、Oラインのみを無毛状態にする方法の二種類が人気です。特に後者は完全に無毛状態にするのは恥ずかしいという方に人気が高く、自然なVラインを残すことで、温泉など裸になる場所でも安心して行くことができます。
基本的に介護脱毛はVIO脱毛を指しますが、中にはワキ脱毛を受ける女性も少なくありません。高齢者は体を動かす機会が減ってくるので、どうしても体を動かさないと蒸れやすくなり、ニオイの原因となるワキの部分もしっかり脱毛を済ませたいと考える方も増えています。 そのことからVIO脱毛と並行してワキ脱毛も行う女性が増加しているのです。ワキのお手入れをきちんと行うと、ノースリーブなどワキが露出する洋服も安心して身につけることができますし、繰り返しお手入れを行う手間がなくなるので、ワキの色素沈着もだんだん薄くなり肌を綺麗にするメリットもあります。
中高年の女性の9割以上が老後に不安を抱えているといわれています。不安の中でも特に介護される時のことを意識している方は少なくありません。そこで介護の中でも特に負担が多い排泄物の処理やニオイのトラブルを減らすためにも、エチケットとしてアンダーヘアやワキのムダ毛を脱毛する「介護脱毛」を受ける40～50代の女性が増えてきています。 介護脱毛を済ませておくことで、介護する側もされる側も心身ともに負担が軽減されることは間違いなく、これからの生活を快適に過ごすための準備として、ムダ毛の断捨離を行うことをおすすめします。
介護脱毛について十分理解できましたでしょうか。
白髪になってしまうと脱毛できなくなってしまうので早めにやっておいた方がいいことが分かります。美意識だけでなく40代以降の脱毛にはもっと実用的なメリットがあることが分かりますね。
さらに、9割の中高年の女性が老後に不安を抱えている中で介護脱毛というのはだれもが通る道になるかもしれません。VIOゾーンは皮膚が薄いうえに自分では十分に状況が分かりずらい部分でもあります。さらに、おむつによる蒸れや、排せつ物など介護において課題となりやすいものに直接かかわるゾーンです。
いつか介護を受ける立場になったときに「やっとけばよかった」と後悔しないように、介護脱毛は早いうちに考えておいて損はないでしょう。4 0代以降に脱毛を考えることは自分だけの問題ではなくあなたを助けてくれる人たちへの思いやりの印にもなるかもしれません。
